老舗の駄菓子問屋「藤田商店」

街ブラ オオサカジン

2020年01月28日 08:00

創業70年余年の「藤田商店」は大阪でも老舗の駄菓子屋の卸売り問屋です。
#もちろん小売りもしています。

その昔、松屋町界隈には100店以上の駄菓子を扱う問屋があったそうですが現在では数店舗にまでになったそうです。
その原因のひとつは、いわゆる「後継者問題」

後継者問題って?
急速に進む少子高齢化によって国内人口・生産年齢人口は減少の一途を辿っており、国内企業のうちおよそ6割の会社が「後継者問題」に直面しています。「社員の高齢化」や「人材不足」も相まって、事業承継が上手く進まず、「廃業」や「清算」を余儀なくされる中小企業が増加している現状があります。業績や資金面に何ら課題を抱えていないにも関わらず後継者難で休廃業・解散に追い込まれるケースも...。
様々な社会の変化の中で、問屋の仕組みにも変化が!?
藤田商店ではネットで注文も可能なのです。一般の方にも気軽にお店に立ち寄ってほしいとのこと。
https://www.fujitashouten.co.jp/

そんな中でも、藤田商店の繁忙期には出荷作業が立て込み「こども店長」もお手伝いするほど...

最近では宿泊施設でも「駄菓子の袋詰め」商品のオーダーがあるそうで、ご宿泊のお客様へのプレゼントだそうです。外国人観光客の増加に伴い、様々な「おもてなし」が企画されているんですね。


店の外を見ると「おめん」が並んでいます。

買いに行く人いるのかな?と、思っていると...


取材中にも「おめん」を買って行く人が...

お店の女将に駄菓子ジャンルで売れ筋商品を伺うと...
キャラクターもんとかやろなー。キャラクターもんは流行り廃れがあるからねえ。でもアンパンマンは、不動の人気やわ。むかしから」


商品のキャッチを観ているだけでも楽しめます。


「日本のガム」って...

私の年代だと「子供用のたばこ」
今や、愛煙家は肩身の狭い立場ですが...
オリオン製菓は進化系のたばこを開発していました


「マイコス」


取材中はとにかく、店内を眺めているだけで私の年代では

「懐かしさ」で目からうろこ。


店長によると、
「お店に初めて来店する学生さんですら、なぜか ”懐かしい” って言葉が出てしまうんですよ。我々からすれば、まだ子供なのに...(笑)」

老若男女楽しめて、ノスタルジックな感覚も味わえてしまう藤田商店

是非、大人になった皆さん
子供の頃にお小遣いで買えなかった「駄菓子」を大人買いしてみては?

藤田商店
〒542-0066 大阪府大阪市中央区瓦屋町1-7-17
 営業時間 9:00~18:00 定休日 日曜日、祝日
https://www.fujitashouten.co.jp/

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