プラズマみかんの緩やかな演劇上映会「シルバー・ニア・ファミリー」 2019年1月10日

街ブラ オオサカジン

2018年12月26日 08:26



2018年4月に浄土宗應典院で上演されたお芝居の上映会をします。
高齢化社会と母娘問題に切り込んだプラズマみかんの意欲作!
出演者やカメラマンによる制作秘話も聞けちゃうカモ!?
温かいお茶とお菓子を用意してお待ちしております!
プラズマみかん(劇団)について
2006年皮切り。東大阪を拠点とし、関西を中心に舞台表現活動を行う。
日常に点在する「もやつき」を取り扱い、対話への欲求を刺激することを目標としている。
プラズマ=物質の第4態 みかん=未完成のくだ(らない)もの。
2006年・2007年、ロクソドンタフェスティバルにて象印賞受賞。
劇団拠点は東大阪市・若江岩田。

ナビゲーター:プラズマみかん(中嶋悠紀子・せせらぎよし子)

日時:2019年1月10日(木)19:00~21:30
会場:コワーキングスペース往来
参加費:1,000円(ドリンク・お菓子付き)


【あらすじ】
私の脚のギアは、母の鳴らすピストルを合図に逆回転を始める。
島を出る時、二度と戻るものかと固く結んだ拳は、母の手元で何度も緩められてきた。
深刻な高齢化社会に耐えられなくなったこの国では、とうとう先日、
70歳以上の国民の選挙権を若者に譲渡できる制度が施行された。
譲渡した者は優先的に介護サービスが受けられるようになるという。
不機嫌な顔で故郷に戻ると、そこには超大型介護施設「シルバー・ニアの郷」が建設されていた。
本土から出る一日一本の船は、今後、ここに多くの高齢者を運んで来るらしい。
最近、ピストル音が頻繁に耳の奥で鳴り続けるようになった。
その音は、愛情のようで、絶望のようでもある。
祖母から母へ。母から娘へ。
繰り返し渡される重たいバトンを、私はどうやって振り切ろうー。


【作・演出】
中嶋悠紀子


【出演】
せせらぎよし子 (プラズマみかん)
中嶋悠紀子 (プラズマみかん)
鎌田恵弥
条あけみ (あみゅーず・とらいあんぐる)
趙清香
古川智子 (劇団大阪新撰組)
本多信男 (カラ/フル)
松原祐次 (遊劇舞台二月病)
宮崎サカナ
山崎義史 (Y2P)


ご予約・お申込みについては下記より
https://www.facebook.com/events/229576817943851/


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